メタ情報の最適化
title / description や OGP設定、alt属性など、検索結果やSNSでの見え方を整え、ユーザーに内容が伝わりやすくします。
まずは「メタ情報」ってなんでしょう?
「SEO対策」というと難しく聞こえますが、まずは検索結果やSNSでの見え方を整えるところからスタートするのがおすすめです。
その土台になるのが、title / description / OGP / alt属性 といった「メタ情報」です。
- title: 検索結果の青いリンク部分(ページのタイトル)
- meta description: 検索結果でタイトルの下に表示される説明文
- OGP: SNSでシェアされたときのタイトル・説明・画像
- alt属性: 画像が読み込めなかったときや読み上げで使われるテキスト
Kazusa-webでは、これらを「なんとなく入力する」のではなく、ページの役割や想定ユーザーに合わせて一つずつ整えていきます。
Kazusa-webで大切にしているメタ情報の考え方
❶ title:検索結果で「クリックしたくなる一言」をつくる
titleは、検索ユーザーが最初に目にする部分です。
Kazusa-webでは、次のようなポイントを意識して設計しています。
- ページごとに役割(例:店舗情報・メニュー・採用情報)を決めてから文言を考える
- 「地名 ✕ 業種 ✕ 特徴」のように、検索されやすいキーワードを無理なく含める
- ただキーワードを並べるのではなく、人が読んで違和感がない文章に整える
❷ meta description:ページの中身をやさしく要約する
descriptionは、検索順位を直接上げるというよりも、「このページは自分に関係ありそうだ」と思ってもらうための要約文と考えています。
- ページの内容を 2〜3 行でシンプルに説明する
- 専門用語だけで埋めず、読み手の目線に近い言葉を使う
- ページ数が多いサイトでも、できる限りコピペではなく個別に文言を調整する
❸ OGP:SNSでシェアされたときの「顔」をそろえる
OGP設定がない場合、SNSでシェアされたときに意図しない画像や文章が表示されてしまうことがあります。
Kazusa-webでは、次のような形で整えています。
- サイト全体で共通のOGP画像(ロゴやキービジュアル)を用意する
- 重要なページは、専用のOGP画像を用意することも検討する
- title / description とOGPの内容が大きくズレないようにする
alt属性と、メタ情報まわりの「やりすぎないライン」
❶ alt属性:画像の意味をさっと伝えるテキスト
alt属性は、画像が表示できないときや、読み上げブラウザを使う方にとっての「代わりのテキスト」です。
- 装飾的な画像(ただの背景など)は、空のaltにしても問題ありません
- 商品写真やメニュー写真など、内容が重要なものには簡単な説明を入れます
- 無理にキーワードを詰め込みすぎないようにするのもポイントです
❷ どこまで整えれば十分?
メタ情報は、やろうと思えばいくらでも細かくチューニングできますが、「運用できる範囲で続けられること」が何より大事だと考えています。
✅ メタ情報の最適化で期待できること
- 主要ページごとに、役割を踏まえたtitleが設定されている
- 検索結果の説明として自然なmeta descriptionが入っている
- OGPとalt属性が「まったくの未設定」ではない状態になっている
そのうえで、アクセス状況や検索キーワードを確認しながら、
必要に応じて少しずつ調整していくイメージです。
まとめ
せっかく素敵なWebサイトを作っても、検索結果で内容が伝わらなかったり、SNSで画像がうまく表示されなかったりするのは、とてももったいないことです。
メタ情報の最適化は、未来のお客様への「最初の挨拶」を整える作業でもあります。
機械的なキーワードの羅列ではなく、人が読んで心地よい言葉を選ぶこと。
そんな小さなこだわりの積み重ねが、長く愛されるWebサイトを作ると信じています。
作成:Kazusa-web
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