サイトの安全性と信頼性
SSL化(HTTPS)やcanonicalタグ、XMLサイトマップなど、サイトの土台となる部分を整えて、検索エンジンに正しく伝わる環境をつくります。
まずは「安全なサイト」とは何か?
サイトの見た目が整っていても、裏側の設定が不十分だと、SEOにもユーザーの信頼にも影響が出てしまいます。
このコラムでは、「むずかしい専門知識は最小限」に、Webサイトの安全性と信頼性の基本について優しく解説します。
- SSL化(HTTPS)の役割とメリット
- canonicalタグで重複ページを避ける話
- XMLサイトマップで検索エンジンに案内する話
- セキュリティとSEOが意外とつながっている理由
SSL化(HTTPS):いちばんシンプルで大切な“安全性”の第一歩
サイトのURLが https:// ではじまっていると、通信が暗号化され、第三者に情報を抜かれにくくなります。
SSL化は、現代のWebでは“必須の設定”と言えるほど一般的になっています。
❶ なぜ必要?
- ユーザーの入力情報が保護される
- 「保護されていない通信」という警告が出なくなる
- Googleが検索順位の判断材料としている
❷ Kazusa-webでの対応
新規構築時はすべてのサイトをSSL化し、内部リンクや画像パスもHTTPSに統一したうえでお渡ししています。
canonical と XMLサイトマップ:検索エンジンに正しく案内するための設定
❶ canonical(カノニカル)の役割
似たようなページが複数あると、検索エンジンは「どれを評価すればいいの?」と迷ってしまいます。
canonicalタグは、“このURLが正式版です”と伝えるためのものです。
- 重複ページの評価分散を防ぐ
- 古いURL → 新しいURL にまとめて評価を渡せる
- 長期運用でSEOが安定しやすくなる
❷ XMLサイトマップの役割
XMLサイトマップは、サイト内のページ一覧を検索エンジンに伝える“地図”のような存在です。
とくにページ数が多いサイトでは、これがあるかどうかでインデックス速度が変わります。
- 新しいページを見つけてもらいやすい
- 更新したページが早く反映されることもある
- サイト構造を正しく理解してもらえる
❸ Kazusa-webでの対応
canonicalタグはページごとに設計し、XMLサイトマップは適切な階層で自動生成・登録まで行います。
「安全性」が整うと、自然と“信頼性”もついてくる
Webサイトは、ただ公開するだけではなく、“安心して使えること”がとても大切です。
基本的な設定をきちんと整えるだけでも、検索エンジンからの評価が安定し、ユーザーにとっても信頼しやすいサイトになります。
✅ サイトの安全性と信頼性で期待できること
- SSL化はサイトの安全性とSEOの両方に効く
- canonicalで重複ページの評価をまとめられる
- XMLサイトマップは検索エンジンに道案内をする役割
- この3つを整えるだけでサイトの“基礎体力”が上がる
まとめ
「SSL」や「カノニカル」といった専門用語を聞くと、少し難しく感じるかもしれません。でも、これらは家づくりで言えば、地面の下にある「基礎工事」のようなものです。
目には見えにくい部分ですが、ここがしっかりしていないと、どれだけ立派なデザインの家を建てても、長く安心して住むことはできません。
Kazusa-webでは、こうした技術的な設定をすべて標準で整えてから納品しています。
難しい裏側のことはプロに任せて、安心してお店や事業の魅力を発信してください。
作成:Kazusa-web
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